泣いて目が覚める

こんなの初めてだ。
すごく、不吉な夢を見た。
父が口腔癌で余命3ヶ月と宣告され、ちょうど3ヶ月が過ぎた日を迎えて、父と話し合っている夢。


起きてしばらくは夢と現実の区別がつかなくて錯乱状態。
正直、俺は親類がなくなるときってだいたい急死で、癌を宣告されてずっと闘病して、その間に覚悟をして、といった経験がないため細部は良く考えたらリアリティに欠けるんだけど、夢見てるときにそんなこと不思議とは思わない。


もうすぐ父の日だし、これまで何も親孝行らしい親孝行してないし、母の日には何もしてないけど、まとめてってのは行儀悪いかもしれないけど、今この夢を見たのは何か意味があると思った。俺が時間を取れるのは今しかない気がするし、海外留学中の弟もちょうど帰っているし、祖母も元気だし、なんか、今しかない気がするから、後悔しないように旅行にでも連れて行こうと思いついた。