やばかった(過去形、いまのところ)

昼飯食ってからいきなり体調が激悪になった。
しかも、この断続的に襲い来る寒気と熱っぽさと吐き気の感覚は数年前になった自律神経失調症に近い。
転職という大事な時期なのに。やばい。ヤバイ。
ここ数日、なぜかあまり眠れない日々が続いていたし、片道1時間半以上のところに朝早くから通ったりしたから疲れてるんだと思うけど、もしこのままだったらどうしよう。
怖い。いやだ。
また、あの地獄の底へ落とされるのかと思うと目の前が真っ暗になる。


まだ分からない。ちょっと疲れてるだけでちゃんと休めば治るかもしれない。
でも、既に知ってしまっている、この努力や根性なんかではどうしようもならないことへの無力感は、行き所のない気持ちはどうすればいい?
どう生きていくかを根本的に見直さなきゃならなくなるこの恐ろしさは、どうすればいい?


一度、あのどん底の状態になって多少快復しかけたころ、もう二度とならないようにと体調管理、生活管理をしてムリなことはせず、静かに生きることだけを心掛けた。でも人っていうのは慣れてしまうもので、もう大丈夫かな、なんて油断するとこういうことになるのだ。
なんて馬鹿なんだ。



そんなことを考えながら家に帰ってきた。


着替えて、手洗いうがいして(←こういうときばっか)、しばらく静養。
へとへとで気持ち悪かったけど、今朝、母親に来週末の家族の予定を聞くメールを出したら「どうしたの?」みたいなメールが返ってきてたので、電話して、色々理由を挙げながら旅行に連れて行こうと思っているみたいな話をした。
そして、今日の体調不良状態にちょっと耐えかねていたので、疲れてなんかヤバイ状態だという愚痴というか泣き言を漏らすと、「若くても疲れてるとそうなるものよ。ちゃんと休めば大丈夫だから」と言ってくれた。なんか、その一言ですーっと楽になって、落ち着くことが出来た。
いくら自分で、落ち着け、大丈夫だと言い聞かせても、過去の体験から否定し切れなかった不安が拭い落とされていく。


家族って、本当にありがたいな、と泣きそうになったのを隠しながら思いました。
ありがとう。


こういう時期ってやっぱり先行き不安とかさりげに結構あって精神的に不安定になってるから、それを無償の愛で支えてくれる人がいてくれるというのは本当にありがたいこと。恵まれているなあ、俺は、と本当に心の底から思いました。


昨日から感謝しっぱなしな出来事ばかりだ。
いつか、みんなにお返しができるような人間になりたいです。


とりあえず、今日はしっかり休みます。
まだ最終出社週の半ば。
次のステップへきちんと踏み出せるように、ちゃんと終わらせたいから。