人事面接

条件提示された。
はっきり言って、すげーいい。
今の俺にとって申し分ない。むしろ申し訳ないくらい。
期待されているだけの事が出来るか分からないけど、出来るだけ頑張ろうと思う。
もちろん、評価などの面で競争は厳しくなるだろうけれど、それだけの価値のあるフィールドだと思う。


今回の話をしに行って確信したのは、業界(どこでもそうかもだけど)は確実に二極化の傾向にある。
要するに、資本力のある会社とない会社で待遇が全く違うため、資本力のない会社の人間は満足にスキルアップの機会もない中、日々の業務に忙殺され、資本力のある会社では自社の人材の質の向上や再生産を図るべく、機を見てはベンダー研修や外部研修に回したりして全体的なレベルの向上・維持を図ることで顧客満足従業員満足度をを高くして差別化しようとする。
資本力のない会社では毎年入社したのと大体同じ程度の人数だけ中堅の社員が辞めていくため、表面上の(財務上の)人材資産はそれほど目減りしていないように見えるが、内部の弱体化は深刻だ。一方、資本力のある会社に移った人材はそこでさらにキャリアアップをはかることができるが、そういう環境にいられる人間の仲間入りをするまでには相応の時間的経済的な努力なり犠牲を個人で払わねばならない。しかも、同年度に元からそこに入社している人間とは既得経験・知識レベルでそれなりに開きがあるのでさらに努力せねばならない。
資本力のある会社とない会社で根本的に違うのは、そういった労働以外の環境面での整備能力なのだな。


そういう点からいえば、就職の時点でその人のキャリアの3割が決まるというのは、ポイントを突いているのだろうと思う。