優しい時間 第二話

やっと見ました。暇がなくて。


今回のポイント

  • 若者に説教をすることが下手な父・勇吉の演出によって子・拓郎とのミスコミュニケーション度が分かった。
  • 梓が「森の時計」と関係性があることが、拓郎側に伝わった。(勇吉側には梓が拓郎と知り合っている事は伝わっていない)


端的に言って気になった点

  • 拓郎の母の通夜?のシーンで、やたらキレイに整えられたポマードぬったくりのヘアスタイルだったのはどうか。(事故で放心しているなら、あんなに整えてられないだろう。)
  • 拓郎の師匠が、モザイクを皿に入れたいという意図から昨日割った皿が必要だと言うなら、最初から「昨日割った皿を持って来い」という言い方をするだろう。それを、一旦最初に「昨日の皿、割ったか?」という聞き方をさせて割られてない皿が必要と勘違いさせるのは、展開を盛り上げるためとはいえ、一話の中で明らかに言動に矛盾している気がする。
  • あのぬかるみに嵌った車が、ギア落としただけで脱出できるか??
  • 長澤まさみは17歳なので(役柄上19歳)、自動車免許を持っていないのに今回みたいな運転シーンはスタッフがカメラワークを色々苦労しているのが伺えた。(笑)
  • 自然の激しさ厳しさを出す演出 兼 しょぼいセットを誤魔化すためだと思うけど、大雨のシーンのカメラが揺れすぎ。なんか素人くさい。例えて言えば、アマチュアカメラマンという名の現地の普通人がとった自然災害ビデオをニュースで流された感じ。
  • 梓の台詞の中で、明らかにこれまでの口調と異なる語尾が一つだけ突然出てきた。なんだろう。


ひいき目なのかも知らんが、長澤まさみが図抜けて世界に入っているのが目についた。
他の人はどう見ても練りこまれてないんだよな。
一話ではぼやけていたピントが何か自分の中で合ってきたような役作りができてきている感じがする。どのくらいまで先のホンが出来ているのか知らないが、何かピタリと来るエピソードが先にあったのかな。


つーわけで、来週は梓のヒステリーの秘密が明かされそうです。
んー、まあもう次回予告で出てるんだけどね。自傷リスカ)みたいですな。まあヒステリーの秘密って言うのはリスカに至るまでの経緯のことなんで、リスカという行為自体は「へえ、そう」という単なる事実に過ぎないんだが。
なんだかますます長澤にかかってきたな。