トレーサビリティ

テストのチェックをされて、自分があまりにも大雑把にやっていた事を指摘される。
検証しやすいように整理されたエビデンスを残す事。これだけのことなんだけど。
システムって人がやっていた事を機械にやらせるわけだから、人のやっていることを全部分析して、機械に作業させるように逐一命令文へ落とし込むわけで、前提と経過と結果を全て抑えておかないとそれこそブラックボックスになってしまい、外から見たら何をしているのかが証明できない。使う側にとってはブラックボックスで良いんだけど、作る側がそれじゃまずいわけで。
システム屋として当たり前のことなのに、それができてないって何者だよお前は、という気分で激しく欝。
でも俺がやったのは結合テストであって単体レベルのテストではないんだからそこまでデータ一つ一つの内容を深くチェックする必要はないと思っていたんだけど、それでもやっぱりこういうこと言われると凹みます。


ずっとプログラムを書く人=テストする人=顧客に説明する人、という自分だけ分かってればいい仕事をずっとしてきたこともあって、なかなか人に提出して検証してもらう事がなかったのがここに来て響いたのかもしれないなあ。
きちんとしたチーム開発を覚える良い機会を与えてもらったと思って勉強させてもらったと思います。