法曹の論理的理解力

ACCSの事件でOffice氏が法廷論争で検察官を翻弄しているらしい。
検察官を翻弄しまくったoffice氏の奮闘 - 佐々木俊尚の「ITジャーナル」
オヤジ系 vs 技術者系の溝は埋まるか - 佐々木俊尚の「ITジャーナル」
まあでも、とりあえずこれ読んだだけだと、たとえ話で焦点ぼやかして逃げてるだけだけどね。
全然的を射たたとえじゃないし。


しかし、コンピュータ技術者というのは完全に論理の世界で生きているから慣れてるんだけど、法曹はむしろ脅しとかに慣れてるからちゃんとした反証をされると弱いのかな。
論理的な正しさは法的に正しいとは言えないらしい。
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/column/ozaki/29.html
法が作られる理由は論理的な正しさを求めてないにしても、法の適用に置いては論理的に正しくなければ万人に公正な結論は得られないと思うのだが。大抵のろくでもない判決というのは、ここで書かれている超文系的な非論理的な思いこみ(論証とは言えない)によって導き出されているのではないかと思う。


法学部というのしかし@ITを見て知ったのだが、日本独自のシステムなんですね。
確かにアメリカでは工学系出身とか医療系出身とかの弁護士とかいっぱいいるけど、そうか、そういう理由だったのか。
日本にはそんな弁護士、ほんといないもんなあ。
ロースクールとか言って、結局文系人間しか行かない文化になってるからしばらくはこういう状態が続くのでしょうか。