楽天vsTBS、キムタケ氏の見解

http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/post_52ac.html
マスコミ批判の部分はともかく、以下の部分は頷く以外にない。

 しかし、部外者が偉そうに「無理だ」「無駄だ」と講釈を垂れる様子を見ていると興ざめする。成功することが約束されているビジネスなど何処にもない。誰もが成功すると確信する頃には、そのビジネスはピークアウトしている。
 あのトヨタですら、豊田喜一郎が、自動織機から自動車に進出することを公言した際には、「愚の骨頂」と嘲笑されたのだ。それが日本の代表大企業になった。
 経営者とは、「愚の骨頂」にチャレンジして、それをリアルビジネスに変える人々のことを言う。その姿を「愚の骨頂」とせせら笑う人々は、所詮、リングサイドで眺めるだけの観客でしかない。そして、リスクとコストとダメージを負うことのない観客が世の中を変えた試しはない。