第10番惑星

http://www.nasa.gov/vision/universe/solarsystem/newplanet-072905.html
既に2003年に見つかってはいたのだが、現在位置太陽−地球間の97倍の距離にあるカイパーベルトに存在する冥王星よりでかい星(質量は冥王星の1.5倍と推定)を太陽系の惑星と確定したらしい。遠い上に軌道要素がかなり面倒なことになってるらしく、確定までに時間がかかったとか。
カイパーベルト天体を小惑星とするか主惑星とするかはちょっと議論もあるけれど、NASA様がそうおっしゃるんならそれでよいかと。(そもそも冥王星だって微妙なところだし)
まあ認定するのはIAUだけど。



問題は呼称だな。
英名は神話から取るにしても、マーキュリー(伝令神メルクリウス)、ビーナス(美の女神アフロディーテ)、マーズ(アレス、軍神マルス)、ジュピター(ローマ主神ゼウス)、サターン(天空神クロノス、ゼウスの父)、ウラヌス(天空神、ゼウスの祖父)、ネプチューン(海神ポセイドン)、プルートー(冥界神ハデス)、と来ちゃったらもう後がないぞ。
外惑星は基本的に神話の関係性によって名づけられており、ゼウスより外にいるのが父クロノス、クロノスより外にいるのがその父ウラヌス、その外にも見つかっちゃったけどウラヌスの父はいないから兄弟のポセイドン、さらにその外にハデスと三界の支配者が続くわけだが。
もうずっとその存在は示唆され続けてきたし、オカルトの世界ではニビルとかヤハウェ(これは12番だっけ)とかいう呼称もあった。ヤハウェとかは宗教的に発音することがまずいのでどうかと思うけど、ローマギリシアでネタ切れならもっと古い神話に行くというのはありな気がする。ニビルはシッチンの解読では公転周期3600年とかだった気がするから今回の星をニビルと呼んでは欲しくない。
まあそんな名前にはならんと思うが、カオスなんて名前にしたら今度は衛星を名づけづらくなるしなあ。(アビスとか付けるか?w)
冥王の外だからなあ。もっとダークな名前になるのかなあ。やっぱ魔王星ルシファーか。


ま、俺的にはやっぱクラートゥ(占王星)と名づけて欲しいとです。
和名は文部科学省国立天文台あたりが名づけるのかな?センスが問われるぞー