新年あけましておめでとうございます。

今年最初にした挑戦は「龍笛を吹く」でした。すげえ難しかった。そもそも音が出ないわ。
母が教えていた、町内の祭り囃子の笛とかは吹いたことあるけど、あれとはまた全然違いますね。あれは簡単に音出るし。
強い指向性を持った息の使い方とかはトランペットに似てるかも。でも唇の使い方が全然違うしなあ。
「ほんとに音出るの?(笑)」と母に渡すと、「ちょっと久しぶりだから」と言ったわりにすぐに良い音が出た。しかも息の量がおいらより全然少ない。笛の呼吸法って、ほんと楽器によって独特だなあ。
最後にはなんとか音出るようになったけど、単音を出してるだけでとても演奏なんてレベルにはなりませんでした。。。


え?なんでそんな事してんのかって?いや、なんか家にあったんですわ。うちの母方の実家の方の蔵にうずもれてたのを頂戴してきたらしい。
おいらの曽祖父が謡曲の達人だったらしくて、一人で笛から太鼓からやれちゃう人だったので、生まれた子供にそれぞれ違う楽器をマスターさせて一家で舞台やりたくって(実際やっちゃったらしいけど)、うちの母には笛、叔母には太鼓、箏、、とまあ色々仕込んであるんですわ。
おいらはちいっさい頃に太鼓ぽんぽこたたいて遊んだだけで、4〜5歳くらいで曽祖父は死んじゃったんだけど。